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代々木ゼミナールで物理の講師をしています。

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教室での実験

 わたくしは授業で実験をして見せることがあります。

 ただし、特にサテラインの授業では映像でのみ受講されている方がいらっしゃることから、実験の様子が上手く映っていないこともあるのではと思います。

 そこで、サテライン受講の生徒さんの為に、教室で使用した回折格子で、実際に実験してみるとこんな映像になります。(これで教室にいる生徒さんが見ていたものと同じものになります)




中央の白い点が0次の明点。
その上の(明るく白みがかった)虹の帯が1次のスペクトル。
その上の(青から赤までの)虹の帯が2次のスペクトル。
そして、その上の(細くて暗く青から緑まで見える)虹が3次のスペクトルとなります。

これで、教室にいた生徒さんと同じものが実験できました。

ご確認いただけましたでしょうか。



P.S.
ハイレベル物理7回目の例題4の最後に
「白色光を回折格子に当てた時に生じるスペクトル(虹色の光の帯)について、隣り合うスペクトル同士が重なるのは何次と何次か」という設問がありました。
問題文だけでは状況が把握しづらいですね、
ここで、よく見ると2次のスペクトルの上端の太い赤と、3次のスペクトルの下端の細い青が重なっています。
これがまさに、「スペクトルが重なる」ということなのですね。
ちなみに、この回折格子には「碁盤の目」のように筋が入っていることがお分かりですか?
上下左右放射状にスペクトルが見えますから。